CML for All パッケージ(CML for qmail パッチ)

 こちらは、ML ドライバ CML を qmail 環境下で使うためのパッチを開発するページでした。
 現在のリリースは、Postfix, qmail を含む全てのMTAに対応しています。

◎ CML for All とは何か?

 CML 原作者と連絡が取れなくなっているため、ライセンスにある「本ドライバの一部または全部を流用することは構いません」という条項を利用した qmail パッチ済 CML パッケージとして提供するものです。

 qmail パッチを当ててありますが、原則としてどの MTA でも動作するように設計されており、Postfix と qmail ではテスト済です。

 qmail 用の alias 作成スクリプトがパッケージに含まれています。qmail 環境下での alias の設定方法などは同梱のドキュメントを参照してください。


最新の CML for All はここから 入手できます。また、オリジナルの CML のページはここからたどれます。
★過去の CML for qmail パッチはここから入手できます。


◎ インストールについて

 一部時代遅れなコマンドが残っているので、debianでもCentOSでも、追加パッケージを探してインストールする必要が出る場合があります。

インストール・メモ(AlmaLinux 8.7, 2023/3/21)


◎ 最新版のダウンロード

 下の「お知らせ」欄をご覧ください。


◎ 最新版のダウンロード(旧)

 最新・正規リリース版の CML for qmail パッチ・キットは、CML 本体 CML-4.1-Release の contrib/Patch-kit-for-qmail ディレクトリ下に収録されています。これ以外に、特別にダウンロードすべきファイルはありません。正規リリース版をダウンロードして、CML 本体に同梱されているパッチ・キットの、README ドキュメントを含む各種ドキュメントを参照したうえ、インストールしてください。以下で提供されるパッケージ群は、開発者向けのものです。多分にリスクがともなうことを、あらかじめご承知おきください。


◎ CML for qmail パッチとは何か?

 このパッチは、CML パッケージの contrib ディレクトリで配布されていた CML-3.0-Release 用の qmail パッチ Hint-for-qmail を、CML-4.0 以降の Release でもパッチとして使えるように書き直し、改版者がドキュメントを整理、qmail 用の alias 作成スクリプトを加えてパッケージ化したものです。CML のインストール、および qmail 環境下での alias の設定方法などはパッチ・キットに含まれるドキュメントに記述されています。


◎ おしらせ

 CML for qmail のパッチ・キットは、バグやその他の問題点を整理しながらアップデートを続けるつもりです。お気づきの点がありましたら、e-mail で cml4qmail-request[at]matsu.kaze.com までご連絡下さい。

古いお知らせはこちら
◎ CML for qmail の改版履歴 旧版の改版履歴はこちら
 このパッチは動作保証をしておりません。作者は、このパッチを使用したことによって生じるいかなる損害も保証しかねます。ただし、重大な問題は今のところ発見されていません。
 このパッチ・パッケージの再配布等は CML 本体の作者が示す条件に準じます。オリジナル CML パッケージの Doc/copyright ファイルを参考にしてください。

 なお、CML for qmail パッチは今後も改良を行なっていく予定です。バグレポート、改善要望、本ドキュメントの誤記訂正など歓迎します。
 レポートなどは、cml4qmail-request[at]matsu.kaze.com までお願いいたします。